2007年6月18日発行
目次

■(社)全産協の平成19年度理事会、及び総会報告
 総会「鎌田初代会長勇退、新会長に岡田氏を選出」
 理事会「新しいプロジェクトが続々と理事会を通過」
■家庭科教科調査官の講演会を開催!
■「安全・環境対策委員会・製作教材部会準備会開催報告」
 全産協テーブルタップなどの組立て時の安全確保のために動き出す




(社)全産協の平成19年度理事会、及び総会報告

 ★「鎌田初代会長勇退、新会長に岡田氏を選出」−総会
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6月8日(金)、東京・虎ノ門の霞山会館にて、(社)全産協の平成19年度総会が開催され、前会長
鎌田理次郎氏(元日本大学 教授)の会長勇退に伴い、新会長に岡田真嘉理事(株式会社トップ
マン 代表取締役社長)を選出した。
 又、1名空席があった監事に奈良治一氏(元全日本中学校技術・家庭科研究会長)を選出した。
 その他総会では、「平成18年度事業報告および決算」「平成19年度事業計画および予算(案)」を
可決し、閉会した。
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★「新しいプロジェクトが続々と理事会を通過」
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 総会に先駆けて行われた理事会では「安全・環境対策委員会」や「広報委員会」の設置と、創造も
のづくり教育フェアの「めざせ!!木工の技チャンピオン」への支援(道具の提供)などが承認された。
 
 「安全・環境対策委員会」については、前回の理事会で「業界の安定と市場確保のために教材・教
具の安全」対策を社団法人として行う決定をうけて報告があり、委員会名を「安全・環境対策委員会」
とし、その下部組織に「工具・機会部会」(ベルトグラインダーなどの使用について)と「製作教材部
会」(テーブルタップなど製作教材の組立てについて)を置く事が承認された。

 広報委員会についてはデジタルメディアの活用によって、会員の情報共有や、事業などへの参加意識
を高めて行くために設置する。との説明があった。内容はメルマガでの活動報告、各種関係団体会長な
どのインタビュー、持続可能なものづくりや最新科学技術情報や新しいパンフレットの製作、会員の望む
調査(アンケート)などを予定している。

 「めざせ!!木工の技チャンピオン」への支援の件については、過去3年間、メーカ単独で道具の提供
を行っていたが、本年より全産協の事業として支援をし、三木の4社が全日本中学校技術・家庭科研究会
(以降全日中)との交渉を進めることが承認された。

 その他報告事項として日本産業技術教育学会(以降学会)主催の「エネルギー利用」技術作品コン
テストで全産協会長賞設置の件は、学会より正式に依頼があったとの報告があり本年度より導入する
ことを全員で確認した。
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(社)全産協事業(講演会)レポート

★家庭科教科調査官の講演会を開催!
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 (社)全産協は理事会・総会に引き続き、文部科学省家庭科教科調査官の講演会を開催した。
 昨年12月に公布された新しい教育基本法の特徴について、今まではなかった「伝統を重んじ」「国や郷土
を愛し」「生命や自然を尊び」「公共の精神を重視」「主体的に社会形成に参画」などの文言が、明記され、
義務教育の目的については、「社会において自立的に生きる基礎を培い、国・社会の形成者としての基本
的資質を養う」、学校教育を受ける者の姿勢としては「学校生活を営む上で規律を重んじ、自ら進んで学
習に取り組むことを重視する」、家庭教育の保護者については「子の教育について第一義的責任を有する」
などが新たに明記されたことが紹介された。
 又、調査官は今後の技術・家庭科の現状と課題,改善の方向性についても触れ、中学校家庭分野に関
しては「家庭や家族に関する教育と子育て理解のための体験や高齢者との交流」 「健全な食生活のため
の食育の推進 」「社会において主体的に生きる消費者としての教育」などの改善の方向性が検討されてお
り、「自己と家庭のつながりを通して、自己と家族・社会との関係を考えてゆく空間軸」と「生涯の見通しをも
ってこれからの生活を実践してゆく時間軸(親・生涯学習・持続可能な生活など)」に重点がおかれた結果
であると説明があった。
 中学校技術分野に関しては、キャリア教育を意識した 「ものづくりを支える能力や技能,態度の育成」、
安全など技術についての倫理観育成を主眼とした「技術を評価・管理できる能力の育成 」などの改善の方
向性が検討されているとの説明があった。
 
−全産協では毎年総会後に教科調査官や学識経験者を招いて講演会を開催しています。あなたも
参加してみませんか?又、こんな人の話が聞きたいと言った希望も受け付けております。
お問い合わせは下記までお願いいたします。
arihiro@nagatac.co.jp
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「安全・環境対策委員会・製作教材部会準備会開催レポート
★全産協テーブルタップなどの組立て時の安全確保のために動き出す
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 さる、6月1日(金)、神戸の兵庫県民会館にて、安全・環境対策委員会「製作教材部会」準備会が開
催された。2月の理事会、3月のメーカー部会での議論を踏まえて、4社が参加した。

 テーブルタップなどの組立て後のトラブルについては法律上では、製造者=生徒、製造責任者=教師であ
り、これを覆すことは難しいとの判断から、安全対策としてチェックシートを加盟メーカーから全配布し、さらに
「家庭での電気配線の安全な使い方を啓蒙するタグ」をつける方向で再調整することになった。電気配線の
安全な使い方の啓蒙は社団法人日本配線器具工業会なども取り組んでおり、協同でこの社会的な啓蒙
]運動を行う可能性も考えられる。秋までに承認を目指して準備すすめるとしている。
 又、安全・環境対策委員会「製作教材部会」と「工具・機会部会」では参加されるメーカーを募集しており、
「会員のメーカーでどちらにも参加されていない場合はどちらかに是非参加してと欲しい。」とのこと、参加希望
者は下記のリンクをクリックの上、会社名・役職・氏名を記入の上、「製作教材部会」か「工具・機会部会」い
ずれに参加するかを明記してメールで送ってください。
 
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◆広報委員会も委員を募集しています。お申し込みはこちらから 参加お申し込み
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